本日行われた佐鳴湖北岸開発工事においての住民説明会での情報を公表します(主に市民の森について)。
[開発事業の流れ]
開発工事会社が今回の土地を見つけ、地権者にアプローチ。予定地の60%が市民の森であるために指定解除が必要。
平成26年6月 景観審議会に審議を掛けた
平成27年6月 条件付で解除が認められる
平成27年12月 地盤調査
平成28年1月 土地利用申請を市に提出
平成28年5月 地域自治体に道路の付け替えの為に同意を求める→地域住民の反対に合う→開発会社から地域住民への説明会(2回)
平成28年7月 3回目の開発会社から住民への説明会
開発工事会社は「自然との調和」を強調しているが、「市民の森」については「拘束力は無いので、許可が下りれば問題ない」との事。
景観審議会でも市が買い取る話も借りる話も出なかったようです。
予定地内の「市民の森」は、市街化区域の風致地区であるため、地権者にとっては山の所有は負担であり、相続税の問題もあるとの事。
今回の件で、いかに「市民の森」が名ばかりである事がわかりました。
「浜松市緑の保全及び育成条例」には、「市民の森の保全及び育成のため」市による買取の可能性があることが明記されていますが実際にはなされないという事です。
これは、今後も「市民の森」が開発可能である事になります。
残念ながら、地域に住む市議会議員は、「反対をすれば地盤調査をした開発業者に訴えられる」と尻込みしている状態で、「市民の森」の地権者である住民にとっても、相続の問題は切実で、市が買い取ってくれないのならば、開発会社に買い取ってもらうしかなく、もう、地域住民だけの手には負えなくなっています。
地域住民だけでなく、浜松に住む皆さんに疑問の声をあげて頂く必要があります。
「市民の森」を守る為、皆さんのお力をどうぞお貸し下さい。よろしくお願いします!!
*予定地を流れる沢については、埋め立てをして擁壁を作るとの事です。
↓関係課
(土地政策課)
電話番号 053-457-2365
所在地 〒430-0946 浜松市中区元城町216番地の4 ノーススタービル浜松6階
e-mail tochi@city.hamamatsu.shizuoka.jp
業務内容 国土利用計画、土地利用事業、住民協議、地区計画、開発指導、景観、屋外広告物などに関する業務を行います。
(緑政課)
電話番号 053-457-2586
所在地 〒430-0946 浜松市中区元城町216番地の4 ノーススタービル浜松5階
e-mail ryokuka@city.hamamatsu.shizuoka.jp
業務内容 花と緑のまち・浜松の推進、緑地保全、緑化推進、モザイカルチャー、フラワーパークなどに関する業務を行います。
(市長へのご意見箱)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/square/room/iken.html
こんにちは。
こちらの記事をFacebookで紹介したところ
文章の一部について、下記のような指摘がありましたのでお知らせしますね。
「あの場所は市街化調整区域ではなく、市街化区域です。ですので、開発行為ができてしまうし、固定資産税や相続税が高いです。」
ご指摘ありがとうございます。
間違った情報を載せてしまい、申し訳ございませんでした。
訂正させて頂きます。
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